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莫高窟への行き方、感想、分かったこと  [シルクロード2]

アクセスの多い“行き方”シリーズです。
この旅でのメインイベントである莫高窟へ行ってきました。

2017年9月現在、莫高窟をみるには
・一日6000人の入場制限がある。
・HPで予約できるが、外国人だととても難しい
というのが実情です。

ますは、どうしてもHPで予約できないものかと
大坂に住んでいる中国人の友人にきいたり(聞いたがあんまり捗々しくない返事だった)、
いろいろネットで調べてみましたが、
最終的に実際個人で行かれた方にアドバイスがいただけました。

結局私のように日程が限られている人は、色々面倒な問題(言葉や中国国内での決済口座)がクリアできないとなるとやはり現地の旅行会社に頼むのがベストであるということのようです。
日程に余裕がある人はほかの方のブログにもあるようにまずは行って予約して、次の日現地に行くかあるいは直接莫高窟数字展示中心に行ってみると良いでしょう。
しかしただでさえ混雑しているベストシーズン(7~9月、国慶節、労働節など)は取れるかどうか、、、?

チケットは、歩き方にも載っている旅行会社さんと直接やり取りしてチケット取ってもらいました。
現時点で手数料は50元

やりとりですが、メールで日本語で対応してくれます。
こちらが日時を言えばその日の外国人用のチケットを手配してくれます。
現地へ行ってからのやりとりは、
予約券を前日までに本当のチケットに引換しなければなりません(市内の入場券予約販売センター)が、旅行会社の盛さんに会ったのが前々日(すなわち到着したその日)の夜。
引換の際はパスポート原本を預けないといけません。
なんだか預けるのもちょっと心配だし、自分で行こうと思えば行ける感じだったので(歩き方には17時までと記載ありますが夏場7.8.9月は21時まで引換可能)自分で行くと言ったところ、
旅行会社名義で予約してあるから、個人で行っても引換できないから~(-_-;)とのことで、
盛さんに引換をお願いしました。

これがチケット(^^♪日本から懐中電灯も持ってきました。
          20170914_235120.jpg

朝8:30~の回を予約していただきました。

莫高窟を見るにあたり、行く途中の莫高窟数字展示中心に行って映画を見なければなりません。
それが始まるのが8:30。
そこまでの交通手段はタクシーです。
この敦煌という町はあんまり市バスが発達していなくて、
大体はタクシーを使わざるを得ません。(市内は5元、ちょっと遠くは要交渉、因みに空港までは40~50元、莫高窟数字展示中心までは20元とのこと)
だから、8時にはホテルを出てタクシーを拾えと助言されました。
バス停もあるにはあるのですが(徒歩5分弱、敦煌絲路怡苑大酒店前)もしバスで行くなら
7時半には出ないとダメと言われ“じゃぁやめる”と言ったら盛さんに笑われました(-_-;)

因みに敦煌絲路怡苑大酒店はこんな感じ
        20170915_130200.jpg

タクシーではチケットを見せれば何も言わなくても言ってくれるよ、とのこと。

タクシーに乗っていざ莫高窟数字展示中心へ
数字展示中心。逆光だからなんだかわかりづらいです。
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入り口でパスポートとチケット提示します
ここで二つ映画見るんですが、動線にガイドレシーバーがあるわけじゃなくて、ちょっと離れたところにあります。うっかりしていると借り忘れます(笑)

こんな感じ
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まずは敦煌の歴史というか莫高窟の成り立ち。
         20170915_082924.jpg
これがすごい!( ゚Д゚)!!!
結構お金かかってるんだろうなぁと思わせるスケールの大きさ。
当初、“見せられる”というか“強制”という感じで、あんまり期待してなかったんですが、
莫高窟見る前から、ワクワクしてくるというか、それほどすごいものだと思わせる映画です。

これが終わって、次に別ホールへ移動します。

     20170915_085050.jpg
ここはドーム型というか、プラネタリウムのようになっています。
はじめ、なんでそんな形なのか?位に思いましたが、
始まってみたら、これまた( ゚Д゚)。
3Dではないんですが、実際当日見れない窟や、大きな窟の後ろ側がどうなっているかなどが
眼前に迫ってくるので大迫力です、一人で“おぉー!”などため息つきながら見ました。
本当にただのショボい映画ではないです。これは絶対実物の前に見るべきものです。

で、出たらシャトルバスで莫高窟へ各自移動です。

見えてきました。
     20170915_093523.jpg


莫高窟の前では
中国語は15分毎、ほかの言語は一日5回ツアーがあるようです。

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他の言語は、多分日本語、韓国語、英語、他不明
ガヤガヤ込み合っているので、係員らしき制服を着た人に
日本人であることを告げると、他に団体がいるからここで待っているように、と待たされます。

やがて日本人のツアーの団体様が二組来ました。
8月ほど暑くもなく、国慶節の前のこのシーズンは時期的にベストシーズンなんですよね
ツアーの団体様はほとんど後期高齢者様でした[あせあせ(飛び散る汗)]
その中の数人は杖を突いていたり、、、、
よくこんなところまで来るよなぁ~~と、本当に驚きました
たまたまその中の方とお話ししたところ、皆さん殆どおひとりさまなのだとのこと。
で、ウイグルから回ってきて、敦煌を見て最後に西安回るとのこと。
この辺のゴールデンルートですね~

anyway,入場料は220元。
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実際観た窟は、
96,148,237、259、240番台、16-7、あともう一つ、どれだったかは失念(-_-;)
もちろん中は撮影禁止。
途中、団体様は特別展を見るらしく(そこだけ更にゲートがあります)、その間放置されました。
で、見終わって解散というかガイドさんとはそこでお別れ。
あとはお土産屋さんに行けとのこと。
そのあと敷地内の陳列展行くなり自由行動となります。
以上が行程。

懐中電灯一応持っていきましたが、ガイドさんの説明聞きながら見る分には不要かも。
ガイドさんは、日本語堪能ですが、通り一遍の説明ではなく、
トリビア的な知見も交えるので、とっても興味深く聞くことができました。
私としては、絶対に有名な254窟(捨身虎飼図、玉虫厨子の元ネタ?)が観たかったのですが、
それについてガイドさんに聞いたところ、
・ガイドとしてゲートは2つある。その時開放している約40か所のうち、どこをみるかの組み合わせはそのゲートによる。(因みにこの日は254窟が見れるゲートではなかったらしい)
・たとえば今日みて良かったからと言って次の日別なところ見れるかというと、最悪同じところを見る可能性もある。
とのこと。
また、その辺について一昨日盛さんに聞いてみたところ、
・閑散期でごく少人数であればひょっとして自分の希望が通るかもしれない とのこと

※※一般展示と特別展を見たい場合同日に見れるかどうかは確認しませんでした。
これについても一昨日盛さんに聞いたところ、お国の事情か、単純に面倒なのか、一般展示よりも予約がめんどくさい的なニュアンスでした。

帰りは路線バスで帰ってきました。3元です。

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因みにバスに有ったツアーのパンフレット。料金表見る限り長距離なのに意外と安い
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行ってみての感想。
220元≒3600円。正直高いです。でも素晴らしいです。個人的に兵馬俑の150元より価値があると思います(手間ひまかかるわけでレア感というかプレミア感もなんとなくあります(笑)
私は特に仏教美術に興味があるわけではありませんが、だとしても美しいし素晴らしいです。本当によくもまぁこんなところにこんなもの作ったなぁと思います。

特別展についてですが見てもいないで僭越ですが、
もし予算と日程に余裕があるなら、ぜひ見るべきと思います。
それくらいここは素晴らしいです。
また、もし行くならちょっと寒いシーズンつまり閑散期が良いと思います。(ただでさえ日中の寒暖差あるからかなり寒いと思いますが)そのほうがひょっとして融通効くかも。てか、オンシーズンは人大杉なので、何しろそうじゃないだけで価値があると思います( ´艸`)


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