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モルダウを聴いて涙する [ウィーン、プラハ]

市民会館のスメタナホールでのコンサートが20時からにて、遅くなるとなんだかなぁと思い、
壁の中の聖マルティン教会(チェコ在住S氏曰くテスコの教会(笑))にてカルテットのコンサートを聴く。

聖マルティン教会
DSC_0740.jpg

開演前の中の様子
DSC_0742.jpg

演目はクラシックの中でも言わばポピュラーなものばかり
この土地縁の作曲家が多い
スメタナのモルダウ、
ドヴォルザークのユーモレスク、新世界より家路(五時半の音楽ね)
モーツァルトのアイネクライネナハトムジーク
それとビゼーのカルメンなど

まぁモルダウを聴いたらわれ知らず涙がほほを伝いました。
その前に見たミュシャといい、スメタナといい
事前にこの国の歴史をちょっとかじってきたのですが、
ここはヨーロッパの真ん中にあって侵略されることの連続で、
ハプスブルグ帝国に支配されていたときには言語さえ奪われ
(その中でも唯一人形劇においてはチェコ語は使用可能だったらしい)
そのなかでの民族主義の勃興だったりするんですよね。
日本やおそらくイギリスのような島国ではとても考えられない歴史らしく。
そういったこの国の人々の苦難の歴史に思いをはせる一時間でした。

日本円で2500円位。
聴いて良かった

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